身体の不思議 (ある日突然・・・)
日々元気だと思っていても、急に走ろうとしても足がついて来ないなんてこと、細胞の老化をイヤでも日常で実感します。
その老化する細胞のイメージを視覚化して、20歳代がミネラルウォーターのような無色透明だとすると、30歳代は薄い紅茶色、40歳代は普通の紅茶色、そして50歳代になるとブラックコーヒー色。
という事は、元気だと思っていても、何もしなければ、身体の中は成人病(生活習慣病)予備軍かも。
その加齢と共に老化をたどってる細胞を、Nrf2タンパクを活性化する事で、成人病予備軍から脱却できるとしたら・・・
「Nrf2タンパク」何処かで聞かれた事ありませんか?
そう、2017年12月17日国際宇宙ステーションに向けて飛び立った金井宇宙飛行士。
彼は半年近く滞在し、医師の経験を生かし病気の予防にも繋がる実験に力を注ぎ、最も成果を上げたのはマウスの飼育実験でした。
高齢になると骨や筋力が弱るが、細胞内の特殊なタンパク質に、こうした悪影響を抑える効果があるかもしれない事が分かってきた。そこで、このタンパク質を詳しく調べて予防薬の開発に繋げようと、そのタンパク質があるマウスと、ないマウスを飼育・・・(NHK解説委員室より)
そう、その特殊なタンパク質が、Nrf2タンパクです。
このNrf2タンパクのスイッチを、ONにする事が出来る商品についての論文が、PubMedに掲載されています。
それも商品開発したメーカーではなく、大学や研究機関等による論文です。
ある日突然にならない為のNrf2タンパクの研究は、日本ではまだまだこれからですが、アメリカでは、すでに10数年前から研究開発されて、商品化されています。